ハイテンションとは
言葉の定義
ハイテンションについていろいろ述べる前に、ハイテンションという言葉の定義が必要になろう。
「ハイテンション」と検索してまず初めに出てくるのは、残念ながらこのサイトではなくて、おそらくAKB48の楽曲のPVだろう。この中で描かれている世界観は、基本的にはパリピー全開な印象を受けるが、冒頭は一人の女の子が指を鳴らすことで周囲に変化が起きる(オブジェが光ったり回ったりする)シーンから始まる。そして街を歩けばすべてがキラキラして、サイケで、テンションMAXで踊り狂う。
実はこの曲のことはほとんど知らなくて、きちんと聴いたこともなければ歌詞も知らない(子どもがサビを繰り返し歌っていたのでそこだけ知っているが)。PVもさっき無音で流し見した程度なので全然間違った解釈かもしれないけれど、監督が描きたかったのはふとしたきっかけで日常の風景も違って見えるよ、ということではないか。なのであのキラキラした世界は冒頭の女の子の脳内ではないかと思う。私がこのサイトを通じて伝えたいのも、だいたいそういうことである。
とはいえ、本当に踊るのも、ヘッドバンギングするのも、その他のテンションの揚がる行為、ないしテンションが高まったが故の行動も、もちろんハイテンションには含まれる。こととする。
和製英語
今度は辞書的に「ハイテンション」を検索してみると、「ハイテンションは和製英語」といった記述が散見される。テンション(tension)とは「緊張」であって、ハイテンションは「高まった緊張状態」、まさに2017年4月時点の北朝鮮とアメリカ、中国、ロシア、韓国、そして日本といった国々の間の関係を言い表すのにふさわしい言葉なのであろう。
(以下、書いてる途中)