TJ

昨日の仕事帰り、なんか小腹が空いて、(…通常ならそのまま帰って妻の美味しい料理をいただくのだが、火木は娘のお迎えがあるためにご飯までまだ2-3時間もある…)甘い飲み物でも買おうかと、会社の近くのコンビニに寄った。

コーヒーゼリーが目に留まる。
これだ、これを飲みたい。いや、正しくはコーヒーゼリーを飲み物にしたものだ。どこかに座れるならコーヒーゼリーでもいいが、これから電車に乗ることを思えば、確かドロリッチというキワモノの出番である。キワモノというと担当者に怒られそうだが、私はこれまで手に取ったことがない。誰が飲むんだこんなもの、と思っていたが、いやいや、今俺の腹はこれ以外にないぞ、と。松重豊の『孤独のグルメ』である。

今日一のテンションである。

が、ない。
これほどまでにドロリッチへの熱が高まった今、コンビニを隅から隅まで探したけれど見当たらない。残念。ちーん。
というわけで買ったのがこれ、トマトジュース(TJ)である。喫茶店でたまに頼みたくなる、あれである。
全然違うものを手に取ってしまったが、結局レジ前でドーナツを指名してしまった。そしてこのドーナツを食べたら、もはや俺の腹にTJの入る余地はなく、自宅まで持ち帰るという愚行を冒してしまった。

その後、家ではキッチンに放置、今朝、入浴後に妻に見守られながら常温のTJを一気に飲み干すことになる。
ハイテンションからの落胆とは、かくも悲惨な結末をもたらすものである。

ハイテンションでいこう

私たちの毎日は他人とのコミュニケーションで成り立っている。他人は自分と同じことはないのだから、嫌が応にもテンション(緊張)が高まる。そう、世の中は好むと好まざるとにかかわらずハイテンションであふれているのだ。

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