アスレチック with K
今日はテンションの下がる話。
休日に息子(K)を連れてアスレチックに出かけましたとさ。
天気にも恵まれ、気温はどんどん上昇。アスレチック全体が森に覆われていて、見てるだけなら少し涼しいぐらいなのだが、やはりちゃんとやると汗ばむぐらいの陽気である。
Kは弟くんということもあり、少々甘えん坊である。が、まあ、甘えん坊はそのうちなんとかするとして、問題は怖がりであることである。何をするにも「失敗したらどうしよう」と尻込みしてしまう。最初は甘えてるのかと思っていたが、どうやら本気で怖がっている。
これまで、自転車も頑張って乗れるようになったし、太鼓橋も渡れるようになったし、いろいろ乗り越えてきたし、その都度「得意なこと」に格上げされるのに、少し応用問題を出されると途端に尻込みしてしまうのである。
当然、アスレチックも「できない」「怖い」の連続である。だんだん怒れてくるが、グッと堪え、でも後ろが支えてくるとイライラしてつい乱暴な物言いになってしまう。いうか乱暴に引っ張ったりもしてしまう。
Kも嫌な思いをしているだろう。自己嫌悪である。で、なんとかお昼まで頑張って、さあ、もうショートカットしてお昼食べて帰ろうとしたとき、事件は起こった。
ターザンのようにロープに掴まってシャーっといくやつ、その名もターザンロープと呼ぶらしいが、これが私の目に留まった。このターザンロープ、以前他の公園で経験しており、楽しそうにやっていたやつである。これで最後に楽しかったと思えれば、「アスレチックは楽しかった」と記憶されるのではないか、と思い、やるようにKに促した。「前のより怖そう」とかなんとか言っているが、どうにかスタートに立たせて、手伝ってGo…
まさかの落下である。ここから先は見るに耐えなくて、動画はやめて静止画にしてある。
どうしてもう少しゆっくり押してやらなかったのか、どうして最後まで付いて行ってやらなかったのか、後悔と自己嫌悪が繰り返す。テンションダダ下がりである。
幸い、大した怪我ではなく、胸をなでおろす。応急の手当てをして、不味い蕎麦を食べて帰る。蕎麦を食べているときはずっと不機嫌だったKも、帰るころには元気になっていた。良かった。
子どものテンションが下がるような出来事は、本当にこちらもテンションが下がるのである。
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